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▲１０月２３日　１１周年の巻▲

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子供の頃。なんとなく絵を描いたのが最初。
教科書のラクガキや、年賀状にイラスト描く程度。そんな子供の頃。

そっから、人に見せると、誉められるようになったり。
何の取り得もない自分にとって、
すごく誇らしく思えて、うれしくて、更に描くようになったり。

んで、ある程度したら、絵だけじゃなくて…

自分が考えたこと、感じたこと、伝えたいこと、伝えねばならないこと、
そんなモノも抱えるようになって、詩や文字としても書くようになった。

今にして思うと、この行為は…
全ては、自分の居場所や、証しが欲しかった為だと思う。

もしくは、同じ考えや嗜好、共通の認識てゆーか、
俺も俺もって言い合える、そんな友達が欲しかっただけかも知れない。


…きっとこれが、今でも自分（ねこねこ）の、根っこの部分なんだと思います。

ユーザーの人を、ソフトを購入してくれる「お客」として見るより、
同じ「人」とゆーか、仲間のように見ているみたいな…良い意味でも悪い意味でも。


で、現在。なんとか今も生きてます。

んで、慣れってのに、流されそうになった時、いつも思う。

溢れるほど、情報や娯楽がある中で…
無数の本・アニメ・ゲームとかある中で、

ピンポイントで、自分のを選び、それを見てくれている人がいる。

それがどれだけ凄いことか。どれだけ有り難いことか。
それが１０年も続けば尚更に。奇跡って言ってもいい。


だから、自分にとっての初心とは、感謝の気持ち。

制作を手伝ってくれる人にも、プレイしてもらえる人にも、
キャラを気に入ってもらえる人にも、サーバー支援の人にも、
ＢＢＳに書き込みしてくれる人にも、目に見えない誰か、ナニかに対しても…

普段は照れ臭くて言い辛いけど…「ありがとう」と。

たった５文字だけど、それ以上は思いつかないです。
この気持ちだけは、いつまでも大切にしたいと思ってます。


それでは、また来年の今日も、こうして何か書けるとうれしいです。

また読んで貰えるとうれしいですm(_ _)m　2010/10/23　片岡とも